SUPER BEAVER


様々な困難を乗り越えてたどり着いた日本武道館!そこで見つけた彼らなりの答え。 そして彼らにとって大切な存在である、あなたの明日を照らすフルアルバム 「歓声前夜」6/27リリース!

Interview are 渋谷龍太(Vo)&柳沢亮太(Gt)


■まず何と言っても日本武道館公演お疲れ様でした。あの日のステージで思った事、感じた事聞かせてください。

柳沢:まずは「凄いな!楽しいな!」と。そして、4人で始めたSUPER BEAVERを通じて、共に歩んでいる人、喜んでいる人、支えてくれている人、楽しんでいる人がこんなに沢山いるんだっていうことをとても嬉しく感じる日でした。
渋谷:mcでも言わせていただいたのですが実は「連れてきてくれてありがとう」という感覚がとても強かったです。でも、そこにはどこかしら居心地の悪いような妙な違和感があって、それが一体なんなのか当日までわかりませんでした。リハーサルの時客席全席(各ブロックということですが)に座ったり立ったりしてステージを眺めた時にすごくワクワクしました。その時それと同時に「連れてこられて良かった」という感覚が芽生えました。「連れてきてくれてありがとう」と、「連れてこられて良かった」というこの二つが自分のなかで綺麗にバランスをとった時、その妙な違和感が消えていました。どちらかが楽しいのではなくて、決して慈善事業ではなくて、楽しいと一方が思えた時それはもう一方にしても楽しいことであるという、それが例えば逆に位置していても同じ気持ちでいられるであろうイーブンな関係性、そして自分たちの音楽の在り方と、聴いてくださる方が自分たちにとって思っていた何倍も大きかったということ、それを強く感じることができました。

■ファンも含め、チームとしても渋谷さんの体調は心配されていましたよね?

渋谷:お騒がせして申し訳ありませんでした。無事に復帰することができました。ひとえに応援してくださっている方の一つ一つのお気持ちのおかげだと思っております。そしてそれに伴う心地の良い責任感、かな。

■渋谷さんが復活の時に出したコメント「ここで一度気を引き締め直せという事だと思います」というコメントがとても印象的でした。体調を崩してから渋谷さんの中ではLIVE感など変化がありましたか?

渋谷:そこまで大きな変化は正直ありませんでした。しかし、自らも口すっぱくいっていることなのですが、当たり前は当たり前ではなくて、誰かが向けてくれる大きな想いに伴った大きな基盤の上に成り立っているということを痛感した次第でございます。それがこのコメントに直結しています。

■余韻も束の間にフルアルバム「歓声前夜」が6月27日にリリースになります。12曲の括りにこのタイトルがついた理由を教えてください。

柳沢:「歓声」→喜びの叫び声、「前夜」→その直前。“今日”次第で誰にとっても“明日”は喜びの叫び声をあげる日になるんじゃないか、という気持ちを込めてつけたタイトルです。我々がバンド活動を通して実感してきたことで、「あなた」が教えてくれたと思うし、アルバム全体を通しても今一番「あなた」に伝えたい感覚だなと思っています。
渋谷:前作「真ん中のこと」リリースツアーファイナルにて、日本武道館公演を発表した時の歓声が、このタイトルになる一番のきっかけになっています。

■さて今作のM-1「ふがいない夜こそ」ですが前作「真ん中のこと」での1曲目の「ファンファーレ」とはまた違う切り口ながらも1曲目の高揚感やLIVEでのお客さんのノリなども考えられているアレンジなど、まさに1曲目にふさわしい楽曲ですね?

柳沢:幕開け感というか、夜明け感というか。まさに「前夜」の沸々とした予感を感じられるアレンジになったなあと思っています。

■歌詞もとても前向きです。歌詞の中では「不甲斐ない」と表現しているのに対してタイトルは「ふがいない」と表現している理由を教えてください。

柳沢:「不甲斐ない」という言葉自体は前向きなワードではないですが、楽曲が持つエネルギーや、聴き終わった後に残る感情は前向きだと思っていて。「不甲斐ない」だと表記から受ける印象がネガティブ寄りになるかなと思ったので、文字の柔らかさからも始まりや前向きな予感を感じられるよう「ふがいない」という表記にしました。

■M-1「ふがいない夜こそ」M-2「虹」を聴かせて頂いて思ったのは前作「真ん中のこと」で歌われていたテーマって今のSUPER BEAVERにとっては普遍的なモノであって、前作も含めて「歓声前夜」なのかも知れないって感じましたが?

渋谷:降って湧くようなことには本当に縁のないバンドだと思っています。前作が今作に、今作が次作にという地続きの繋がりに、馳せる想いが強くなっていくバンドだと思っていますのでそのご意見は嬉しいです。

■M-5「シンプリー」・M-6「まちがえた」はSUPER BEAVERとしてさらに音楽性を広げるとともにアルバムのアクセント的な役割を担っていますよね?

柳沢:サウンド的には確かにアクセントになっている楽曲たちだと思います。その反面で、そこに載っている歌詞にも注目してもらえると意外とドキッとしてもらえるかなあなんて思っています。
渋谷:一つの作品や物語や会話の中にある、不可欠であり相互作用の強いもの、そのバランス感みたいなものは大切にしたいと制作以前にメンバーと共有しました。ただ添え物や色味のためのそれではないので大切に聴いて欲しい曲だと思っています。

■M-7に収録されている「シアワセ」ですが。なぜこのタイミングでの再録になったのでしょうか?

渋谷:きっかけをくれたのはcoldrainのメンバーでした。彼らのツアーに呼んでいただいた時に、シアワセが聴きたい、と言ってもらいまして、それならば、という感じでやったのがきっかけです。改めていい曲だなと自分たちで思えたこと、そして今この歌を何の不思議もなく歌える自分たちがすごく嬉しかったので、再録してみようか、とそういう話が浮上しました。

■M-9「嬉しい涙」は前回のツアーファイナル直後にメンバー同士で語り合った今のSUPER BEAVERの気持ちがそのまま歌になったと聞いています。改めてどんなことを語っていたのですか?

柳沢 : ちょうど日本武道館公演を発表した日だったのもあって「自分たちの喜びを同じように喜んでくれる人が大勢いる」というそれ自体が、バンドをやっている上で本当に嬉しいことだよね、という話をしました。

■M-10「ひとこと」はあくまでもピアノとストリングスをフィーチャーしてある楽曲でバンドとしてはかなり抑えている楽曲ですよね?SUPER BEAVERとしてここまで極端なアレンジは過去にもあったのでしょうか?

渋谷:ないです。曲が、歌が、一番活かすには、と考えた時にもっとも腑に落ちたのがこのアレンジでした。
柳沢 :ただ、トリッキーなことをしたという感覚は全くなく、この曲が持つ空気や魅力を一番伝えられるアレンジになったと思っています。

■さてこのアルバムを引っさげてのワンマンツアーが始まります。SUPER BEAVERとしてワンマンツアーは初というのが意外でした。敢えてしてこなかったという事ですか?

渋谷:敢えてしませんでした。対バンが好きなので。もちろんどのツアーでもワンマン公演はいくつもやっていました。ただ、聴いてくださる方、ライブハウスに足を運んでくださる方から、ワンマンでもっと観たいという声をたくさん頂いていたので『ワンマンツアー』を掲げて回ろうか、とそういう話になりました。

■ツアーファイナルを渋谷eggmanで開催というのも話題になっていますね?

渋谷:僕らはフロムライブハウスのバンドです。ライブハウスで育った自分たちがツアーファイナルをライブハウスで迎えるということに関して、何の不自然さもないと思っています。日本武道館に立たせていただけましたので、次はライブハウス。我々然としています。
柳沢:ライブハウスが好きなんですよねえやっぱり。

■ありがとうございました。最後に「歓声前夜」SUPER BEAVERにとってどんなアルバムになりましたか?

渋谷:今までの作品をしっかり踏襲したアルバムです。 届いたその先で、 それぞれの形に化けるアルバムだと思っています。
柳沢:「歓声前夜」を通じて、また新たな歓びを“あなた”と共有できるんじゃないかと、僕たち自身をもワクワクさせてくれるアルバムになりました。

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