BUZZ THE BEARS


個人の様々な変化をバンドに落とし込んで進化として提示された暖かい13曲 武者修行を終えたBUZZ THE BEARSが「GOLDCAGE」以来となる 5年ぶりのフルアルバム「THE GREAT ORDINARY TIMES」をリリース!

池田大介(Ba.Cho) / 桑原智(Dr.Vo) / 越智健太(Gt.Vo)


■2018年のBUZZ THE BEARSは2MANシリーズ「武者修行」から始まりましたが、どんな2MANシリーズになりましたか?

越智:もともとこの2マンシリーズで今回の箱を選んだっていうのが、武者修行というところもあって、なかなか行けていなかった所とかちょっと激しい感じの所でやろうかっていうところで、まあ文字通りきっちりと修行させてもらったというか、揉まれた感じになりましたね。
大介:前回(2016年)は愛媛無双に向けての武者修行という意味で開催して、今回はCDを出すにあたっての武者修行ということでやらせてもらいましたけど、武者修行ってなんか気持ち独特の2マン感があるかな。
越智:ライブをする時にステージの後ろにドロップ(幕)を飾るんですけど、”武者修行”って書いてあるドロップをこの武者修行の時は飾ってて。
大介:思いっきりでっかく書いてるもんな。
越智:自分らとしても背負うものがあるというか。少々のことではお客さんを帰らせへんぞという気持ちが生まれて来るような2マンになったかなと思います。
サトシ:対バンもいつもいつもやるようなバンドでもなかったので。FEELFLIP, Hump Back、RADIOTS、a flood of circleだったんですが。仲は良いんですけど、なかなか普段から一緒にライブするというメンツでもなく、特に2マンとかもやったことがないバンドばかりだったので。打ち上げが終わるまで刺激的な1日になりましたね。
大介:そんでまたすごい仲良くなりましたね。RADIOTSとかむちゃくちゃええ人やったもんね。
越智:修行を経て絆も生まれるという。

■そしてそして!待ってました!フルアルバム。実に5年ぶりですって?

越智:そうなんですよね。まあベストアルバムを挟んだりミニアルバムをリリースしたりでそんなに久しぶりな感じもしないですが、フルアルバムとしては5年振りと。その間も自分達のイベント”愛媛無双”をやったり動きまくってたからそんなに経つのかという気持ちにはなってたけど。フルアルバムとして新曲を10何曲も録るというのはなかなか久しぶりだったかな。なんかどうなるんやろと思ってたけどやってて楽しかったかな。
サトシ:リリースはベストも含めちょこちょこさせてもらってるけど、俺は久しぶりな感じがなんかするんよ。
大介:する?
サトシ:する。全部新曲でっていうのが。
越智:なんかベスト出してから気持ちも新たにみたいな、そんなのもあるよね。
大介:ベストで一旦締めくくりみたいなとこもあるもんな。
越智:そうそう。ベストで一旦締めてから、また再出発みたいな。新しい気持ちで、もっと聴いてくれよ!みたいな気持ちで作ったし、しかも曲も自分達で納得できる今までで1番良いアルバムができたと思います。
サトシ:1番良いです!今までも良いんですけどね。本当に1番良いと思います。

■2016年のBUZZ THE BESTをリリース後はライブにかなりベクトルを向けて活動しているようにも見えましたが?今作の構想はどのくらいからあったのでしょうか?

越智:ベストアルバムを出すとイメージ的になんか「え?解散するの?」みたいなことを思ってしまうところあるじゃないですか。俺らもベストを出して言われたことがあったし。その再出発のタイミングというか、自分たちが新たに次の10年をどういう風に歩き出すかというのは、ベストを出すと決まった時から、ベストで終わった感じにしたくないなというのは何となくありましたね。ベストの次に踏み出し始めるのをフルアルバムにしようというのはけっこう前から決めてましたね。
大介:そうやね。ただ内容的にどんなアルバムにしようかというのはけっこう悩んだよね。自分達が若い時に聴いてた、どこのどの部分がとかじゃなくて、なんかこの曲むちゃくちゃかっこいいというそういう得体の知れないかっこよさみたいな、初期衝動というか原点に還る的なのを作ろうという感じでまとまったかな。
越智:そやね。それでどんどんどんどん作っていったら色んな曲ができたりとかして、良い意味でBUZZ THE BEARSの色の濃い1枚になったかなと思います。

■ベストをリリースした後の1作目という事でハードルも高かったのではないかと思うのですが、アルバムの1曲目はこれぞBUZZ節とも言える「FAR AWAY」から始まりますね?1曲目をこの楽曲にした理由を教えてください。

越智:満場一致でしたね。
全員:笑
サトシ:初心に返ってメロコアが好きでメロコアをやろうとして作った時の想いを割と分かりやすく形にした曲やったと思います。なので1発目にはこいつが良いんじゃないかなと。
越智:そやね。CD出して10年経ってベストを出して。なんか守りに入ったと思われるのも嫌やし、なんか1曲目すごい激しいやつにしたろかみたいなね。それが如実に現れたんじゃないですかね。

■M-2「CRAZY MISSION」では越智くんと智くんのツインヴォーカル感がたまらないです。そうだ。智くんってDr&Voだったって再認識させてくれる楽曲ですね?

越智:サトシがメインで歌う曲は久しぶりですね。
大介:僕的にはもうちょっとサトシが歌う曲もあっていいんじゃないかと思うんですけどね。
サトシ:それはもうしっかりビートを刻ませてください。笑

■M-3「ロメオとジュリエット」M-6「ふぇすてぃばるまん」はBUZZ THE BEARSのライブをより楽しめる仕掛けがいっぱいしてある楽曲になってますね?

サトシ:これこそ、「ふぇすてぃばるまん」に関してはまさかのDさん(大介)!
大介:「ふぇすてぃばるまん」は俺初めてピンで歌ってんちゃうん?Bメロは俺やからな。
サトシ:そう、サビに繋げる大事なとこ。
越智:なんかスパイス系よね。
大介:サンバホイッスルも使ってるしね。
越智:これはもうライブのことを意識しながら作った曲やね。
大介:「ロメオとジュリエット」も久しぶりのベース始まりやし、ジャンプもできるしね。
サトシ:Dさん祭りやん!笑
越智:だいぶ割合占めてくるから。しっかり頑張って!
大介:はい!笑

■M-4「10years」やM-11「ホーム」は越智くんの歌詞が刺さる楽曲になっていますね。応援歌というか。

越智:これもちょっとしたスパイスなんかもしれんけど、「10years」のとこでニュースの感じを入れてみたりとか。なんか楽しい感じの曲に語りとか掛け声とか入れるパターンって俺ら今まであったけど、そうじゃない曲調の曲でこういうのも入れてみたいなと。アナウンサーがニュース読んでるみたいな。
大介:あれも元々誰に言ってもらうとか決まってなかったやんか。だから色々な人に試して言ってもらったりもして。
越智:そういうのとかもおもしろいなと思ったし、楽しめたし。あとそういう仕掛けみたいなのが曲をより分かりやすくしてくれてるような気がしたかな。
大介:ニュースの話でいうと、レコーディング中に実際ああいうニュースやってたもんな。
越智:たまたまレコーディングしてる時に東京で大寒波で大雪だったもんね。
大介:車が道の真ん中で坂を登れなくて立ち往生してるとこ初めて見たわ。
越智:そう、その時の光景をそのまんま曲に入れさせてもらいましたけど。
大介:10年後に「こんなんあったね〜」いう感じやもんな。
越智:普通だったら30分で着くとこを1時間半くらいかけてホテルまで帰ったやん。そういう平凡な時間いうかいつもの時間が大事なんやな〜って思ったからそういう曲が書けたかなと思います。

■M-10「GOOD LUCK」ではファルセットもかなり多用したり、M-7「WOLFMAN」のBPMの速さやM-9「IRA IRA」では関西弁で怒りを歌うなどチャレンジを数えたら数え切れませんね?

越智:ちゃんと聴いてくれてる〜!そうやね。割とチャレンジはしてるかな。
サトシ:歌詞に「何しとんねん」が出てくるとは思わなかった。笑 聴いてみたらしっくりはまってるから、やっぱすごいなと。
大介:「IRA IRA」っていうタイトルがまずぶっとんだなと思ったけどな。
越智:やっぱりイライラすることあるじゃないですか?そのイライラは「IRA IRA」にぶつけてほしいなと。イライラした時に聴いてもらってちょっとでも発散になればいいなと。
大介:でもあの曲そんなに暗い曲じゃないからイライラがネガティブになることないやん。「何やねん、くそ〜ばかやろう〜」ってなんかこう明るいイライラというか。わりとカラッとしててねちっこくない感じ。
越智:すごいライブでやってて楽しくなりそうな感じの曲やから、鬱憤たまった人はライブで発散してくれたらなと。

■M-13「Cocoa」は飼っていた猫へのメッセージかな?と勝手に推測しました(笑)この曲は作曲がBUZZ THE BEARSになっていますが、どのように制作されたのか教えてください。

大介:何で知ってんねや!笑
サトシ:作曲に関してはBUZZ THE BEARSでは珍しく歌詞から先に作るという。歌詞を先に作ってそれにメロディを付けていくっていう、いつもとは逆のパターンですね。

■タイトルにもなっていますがBUZZ THE BEARSにとってTHE GRAET ORDINARY TIMESってどんな事をしている時間なのでしょうか?

サトシ:俺はスタジオに行っていつものなじみの顔を見た時かな。か、めっちゃゲームしてる時。
大介:そうね〜、ライブハウスに行って好きな仲間達と朝までどんちゃん騒ぎ、っていうので大体これで決まり。
越智:俺思うんやけど、この普通の時間あるやん?こうやって今しゃべってるような時間とかも、言うたら例えばサトシがおらんかったらそんなんできへんわけやん。
サトシ:これ泣くやつちゃうん?笑
越智:まあでもほんまに。車で東京まで来て途中で事故なんかしとったら無理なわけやん。だからそういうこの細かいことを想ってこのタイトルにしたかな。

■最高の1枚ができましたね?最後に大介くんこのアルバムを一言で言うと?

大介:1万枚売れる予定のアルバム!

>>BUZZ THE BEARS 公式webサイト