ハローモンテスキュー


ニコニコ動画で残響Pとして数々の楽曲を世に送り出してきた708の元に、今の熱感と感情で表現できる3人が集まり紡ぎ出す世界観 この衝動は「青春」とかそんなワードでは片付けられない

Vo&Gt:はたけ Gt:708/残響P Ba:カドタリョウヤ Dr:せつこ


■まずはハローモンテスキューの結成の経緯から聞かせてください。

708:元々Vo&Gtのはたけと僕が高校の頃バンド組んでまして。専門学校が全員同じで・・・・・あとは・・・・(カドタリョウヤの方を見る)
カドタリョウヤ:もう!!!そうやって結局俺が話すことになるんだから(笑)僕と708が専門学校時代に仲良くて2人でボーカロイドの楽曲の制作をしていまして。卒業後にバンド組みたくて組みました。紆余曲折あってこの4人になったんですが、実は4人とも同じ学年で専門学校に居たという。
せつこ:学校にいた頃、私はメンバーの事しらなかったですけど(笑)

■ボーカロイドで楽曲を作っている中でヴォーカルをはたけさんにお願いした理由とは?

708:元々すごい良い声だし、声が高いってのは知ってたんです。バンド組むときにはたけをどうしても誘いたくて。でもその時は違うバンドでベースを弾いていたので結果、引き抜きみたいになっちゃいました(笑)

■ベースだったんですね?

はたけ:歌を歌いたいって気持ちは子供の頃からありました。ギターもこのバンドに加入してから始めました。

■ボーカロイドの楽曲を今回リリースするアルバム「告白」にもバンドとしてレコーディングしてパッケージしている訳だけど、708くん的に敢えて変化を付けてみるとかそういう事はないんですか?

708:高校の頃にやっていたバンドが無くなって、でもバンドがやりたくて兄貴が持ってたボーカロイドで楽曲を制作したのがきっかけなんです。だからそもそもがボーカロイドに歌わせる為に楽曲を作っている訳ではないんです。

■ヴォーカルとしては?元々ボーカロイドが歌っている楽曲を歌うという重圧は?

はたけ:ボカロと比べられるとかあんまり考えてないです(笑)ただボカロより生歌のがいいねって言われると嬉しいです。
708:ボカロを再現するのではなくて、ボカロを仮歌として聴いて解釈して、はたけなりに歌ってくれるのが嬉しいです。

■リズム隊の2人はボカロ曲を弾くっていう事への思いは?

せつこ:「これ何本手があるんだろ?」って思うフレーズがあったりして(笑)
カドタリョウヤ:打ち込みの暴力がね(笑)
708:僕がドラムを叩けないからね。
せつこ:だからこその面白いフレーズがいっぱいあって勉強になります。
カドタリョウヤ:指届かない!このテンポでこの移動出来ないよ!って事が最初は多々ありました。
708:最近は手抜きではなく、なるべくシンプルに渡してメンバーの個性を入れてもらってます。

■アルバム聴かせて頂きました。M-4「ソルファを聞いた夜に」のインパクトはすごいですね?

708:このバンドを結成して初めて合わせた楽曲なんです。LIVEでピタッとハマった時の感覚はすごいです。
はたけ:私もなんか好きなんですこの曲。なんだろ、リズムかな・・・なんかリズムが好き。

■「ソルファ」ってアジカンのアルバムだよね?

708:ボカロってリンクを再生してもらうという手間を要求されるじゃないですか?タイトルのインパクトって大事なんですよね。電車で「ソルファ」を聞いていた時にこのタイトルをふと思いついたんです。

■今回リリースされる「告白」に収録されてる楽曲の中でボカロで発表されてない楽曲もありますよね?

708:逆にバンドで出してからボカロで出すってパターンも有りかなと思ったし。ボカロであることによって意味のある楽曲とバンドの楽曲である事によって意味のある楽曲とを切り分けようと思ったんです。そんな時にバンドとしての思いを一番込めて書いた楽曲がM-7「あなたと。」って楽曲です。
カドタリョウヤ:これはLIVEでのリード曲という感覚です。
708:この曲はずっと進化し続けてる。
カドタリョウヤ:ハローモンテスキューは音源通りLIVEしないというか常にLIVEで進化していくというか。
708:なんで音源通りやらないの?
カドタリョウヤ:いや!一番変えてるのお前や!
〜一同爆笑〜
せつこ:そういうもんだよ。ハローモンテスキューのLIVEは。口下手な4人なんだけどステージでは胸を張って表現できるんです。もっと楽しく、新しくを目指して。
708:確かに口下手だな(笑)はたけなんて全然話してないもんね。
はたけ:話す事が思い浮かばねぇ(笑)

■ボカロで元々あがっていた楽曲についてはどうですか?

せつこ:私はM-6「ネガティブキャンペーン」って楽曲をバンドの音源あがってからずっと聴いてます。
カドタリョウヤ:そうなんだ。意外! せつこ:うん。あんまり言った事ない(笑)切ない感じが一番出てる楽曲で、「これぞハロモン」って楽曲ではないんですけど。

■個人的にはM-3「ウララ」がすごく良かったです

カドタリョウヤ: ボカロであがっていた楽曲の中で「バンドでやって」って声が一番多かったのがM-3「ウララ」です。ただこの曲はベースが本当に難しかった(笑)だけど弾いてて本当に楽しい曲でもあるんですが。イントロだけでも注目して聴いてほしいです。

■M-2「零落」もボカロで先にあがっていた楽曲ですよね?

708:そうです。自分は何かにインスピレーションを受けて楽曲を作る事が多いんですけど、浅野いにおさんの「零落」を読んで、この作品の切なさとかを自分なりに表現してみたいって思ってLIVEでも外せない程大切な楽曲になっています。

■ハローモンテスキューとして残響Pとしての1枚目にしてベストアルバム的なアルバムになっていると思うのですが今後のハローモンテスキューのヴィジョンって?

708:正直な話、最近はボカロPとバンドとは切り離している部分もありまして、ボカロの楽曲は暗くて、ハロモンは明るくて。どっちにも受け入れてもらえない事もあったりするので、だから無理して共存させるんじゃなくてそれぞれのフィールドで一回勝負させてからブラッシュアップさせて別のフィールドで勝負するというか。

■なるほどです。最後になりますが改めて「告白」ってどんなアルバムでしょうか?

はたけ:ハロモンの名刺。受け取ってほしい。これを聴いたらハローモンテスキューってバンドがどんなバンドかわかる1枚。
708:全A面シングルって感じかな。
カドタリョウヤ:うん。いろんな楽曲入ってます。
はたけ:名刺受け取ってください(笑)
(2018.08 No.43掲載)

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