Without Crying


誰もが自分の曲を世界に配信できる昨今の音楽シーンにホンモノ降臨。この突き抜け感とワイド感。 2018年のゴールデンルーキー「ウィズクラ」ALIVE初登場

Fuyuki(Vo)、IKe(Gt)、ktkn(Ba)、Kazkey(Dr,Cho)


■Without Crying 結成のきっかけを教えてください。

Kazkey:もともと知り合いが趣味で組んでいたバンドのドラマーを探していてそこで私が誘われて入りました。そこから、ベーシストが抜けて高校の同級生だったktknを誘って、ボーカリストが抜けて昔からの友達のFuyukiを誘い、ギタリストが抜けてktknと昔のバンド仲間だったIKeを誘い…という感じで今に至ります。
Fuyuki:最初は洋楽のカバーバンドを趣味でやっていて、1回ライブやってみよう、ってことでライブハウス岡崎CAMHALLの定期イベントに自ら応募しました。そのライブで終わるつもりだったんですが、店長井坂氏との出会いで、バンドに対する気持ちが大きくなって、そこからWithout Cryingの道が始まったんです。

■Without Cryingの音楽性を読者に分かりやすく言うとすると?

Kazkey:熱いライブ!
Fuyuki:サウンドは、一昔前の洋楽を思わせるような重みのある音をベースに、その中を突き抜けるようなメロディラインが特徴です。

■これまでどんな活動をしてきたのですか。

ktkn:岡崎CAMHALLを拠点に、東京大阪名古屋岐阜でのツアーや、野外での観覧無料のライブ活動など、精力的に活動をしてるよね。
Fuyuki:結成一年目の年に出した300枚限定の自主製作1st demoは、1年ほどで完売を達成しました。ホームの岡崎CAMHALLでのワンマンライブもありがたいことに大盛況で終わりました。ちなみにドラマーのKazkeyはバンドのアートワークやグッズ、ロゴ等すべてのデザインも手掛けてくれてます。

■1st Mini Album「White」が8月8日にリリースになります。タイトル「White」はどんな意味でつけられたのでしょうか?

Fuyuki:「White」っていう案を持ってきたのはKazkeyだったよね。デザインしやすいからだっけ?笑
Kazkey:それもあったけど。笑 まず自分の中で決めていたのは、短くて、覚えやすい単語っていう。1st mini albumとして、これからまだまだ私たちの色や可能性を引き出して提示していきたいっていう思いで、まだ色のついていない「White」にしました。
Fuyuki:そしてこの「White」を受け取ったリスナーの皆さんが、自分の色をつけ足して、初めて完成するアルバムになってほしいという思いも込もってます。

■とにかく心地よいサウンドが特徴なこのアルバムですが、エンジニアの方に伺ったら「Without Crying4人のやりたいことが共通していたから」とコメントをいただきました。4人がこのアルバムで提示したかったことはどんなこと?

Fuyuki:”ライブ感”は大事にしたよね。
IKe:音圧音圧。
Fuyuki:このアルバムを聞いたら、Without Cryingのライブがのぞき見れるような、生き生きしたサウンド作りを意識しました。

■M-1「Seize the day」からウィズクラワールドに引き込まれました。Fuyukiさんの英語の発音も本当に良いですよね。

Fuyuki:ありがとうございます。笑 発音は正直まだまだなのですが、親の影響で洋楽はずっと聞いたり歌ってみたりしてきたので英語は好きです。

■M-2「Decide」やM-3「Don’t go away」を聴いて、Evanescenceを感じてしまったんです。Fuyukiさんの歌を大切にしながらもバンドサウンドを大切にしている感覚。どんなバンドに影響を受けている4人なのですか。

IKe:ハードロックからメタル、ブルースとかも聴きます。好きなバンドはX JAPAN,Dream Theaterなど、いっぱいあります。
ktkn:俺は、レコードレーベル”Motown”に所属しているアーティストが好きです。ブラックミュージックですね。
Kazkey:”Decide”や”Don’t go away”に繋がっている、私の好きなバンドは、Paramore,Saosin,Fall Out Boy,Tonight Aliveなどのオルタナロックで、特に”Don’t go away”に関してはSaosinの要素に強く影響を受けてます。
Fuyuki:私は、洋楽邦楽問わず、歌モノが大好きです。日本のシンガーだと阿部真央さん。親の影響で小さい頃から車や家の中ではSimple plan,Bon Jovi,Fire house,Avril Lavigne,Britney Spears,Backstreet Boysなどが流れてて、POPもROCKも幅広く聴いてきました。良いと思ったらジャンル問わず聴きます。

■M-4「幻」はまた違ったテイストで攻めて来てますね?

Kazkey:これは、今まで”バンドであるべき姿”にこだわっている部分が無意識にあって、この意識を変えて、今世界で良く聴かれている音楽を参考に、それをバンドに落とし込む形にチャレンジしました。フィンガークラップやドラムマシンを、サンプラーを使って取り入れてみました。
Fuyuki:攻めたね。挑戦の一曲です。

■Without Cryingの歌詞の世界観も気になるところです。

Fuyuki:私が書く歌詞は、自分が実際に日常に感じている生きづらさだったり、負の感情だったり、燻っている思いっていう、きっとみんなもどこかに持っているんじゃないかなっていう感情を色んな角度から表現してるつもりです。私自身にも、私たちの曲聴いてくれる皆にも、”ひとりじゃないんだぞ、一緒に進もう”っていうメッセージをどこかに込めて歌っています。最近はKazkeyも積極的に作詞に参加しているよね。1曲目の”Sezie the day”はKazkey初めて作詞した曲だったよね。
Kazkey:自分の経験から、生きることの大切さを感じるタイミングがあって。それをどうしても、人に伝えなきゃいけないな、と思ったので書きました。

■M-5「tie-die」は椎名林檎的な要素も感じられて、バンドのレンジの広さを見せつけてくれてますね。

Kazkey:R&Bとロックを絶妙なバランスで織り交ぜることができたと思っています。
Fuyuki:メロディラインに関しては、曲作りの合間に、息抜きがてら歌ってみっか〜、というノリで出来ました。普段椎名林檎さんは大好きで聴いているので、その影響もあったかもしれないです。
ktkn:ベースラインは、”和”な感じを意識しました。この曲は”White”の中ではスパイス的な存在になったと思います。こんな曲もできるんだぞ、っていうのを確かに見せられたかなと。
IKe:ノリを大事にしましたね。ギターソロはあえてぶっつけ本番で録りました。

■アルバムを通してFuyukiさんの声を最大限に引き出す音作りがされていると思うのですが、その中でもスネアの音作りが素晴らしいと感じました。こだわりを教えてください。

Kazkey:洋楽ロックを良く聴くので、そのバンドのスネアの音を参考にして音作りをしてます。特にこだわっているのは、太い音で、だけどちゃんと抜けのいい部分を出してあげられるように意識はしています。

■ありがとうございました。最後に読者にメッセージをお願い致します。

ktkn:”White”というアルバムの通して、あなたの人生に少しでも色付けができたらいいなと思います。とても面白いアルバムだし、買ってみて損は無いのでぜひ買ってください。
IKe:アルバムを買ってくれた人は、ありがとうございます。いっぱい聴いてください、そして布教してください。そして、まだ買っていない人!どこでも買えるんで買っちゃってください。
Kazkey:まだ色のついていない曲たちなので、聴いてくれた人の思い出と一緒に、それぞれの色にして、思い出の詰まった特別なアルバムにしていってほしいです。
Fuyuki:8曲のうちの1つは、きっとあなたのお気に入りがあると思います。日常の様々な感情の時に、好きな曲を好きなように聴いてくれたらいいなと思っています。そして次回はぜひライブで会いましょう。Without Cryingと”White”をよろしくお願いします!
(2018.08 No.42掲載)

>>> Without Crying 公式webサイト