THE DISASTER POINTS


大阪の漢パンクロックTHE DISASTER POINTSが 久々に音源をリリース!紆余曲折を経てたどり着いた新境地!!
Interview:Yasumasa Okise : Guitar & Vocals


■流通音源自体が久々ですよね?

前回のアルバムをリリースしてツアーを回ってからちょっとして、ベースが抜けたんです。ベースが抜けた翌日からサポートいれてライブをしてたんですけど。そうこうしてる間にもライブはどんどん入っていくんですが、やっぱり自分達の中で「いいライブ」出来るようになるまで時間かかってまして。「いいライブ」出来るまでは音源とか考えられないというジレンマもあったりとかして。とにかくバタついてました。3年くらいかかりましたね。正直「しんどかったなぁ」がホンネです。

■いいライブって?

お客さんはもちろんですけど、自分達が終わった後にスベっていてもなんにしても「今日はやってやったろ!」って気持ちに全員なれたかどうかと思うんです。お客さんは優しいからみんな「良かった」って言ってくれたりもしたんですけど自分達では納得行くまでに時間かかりましたね。

■それが納得できるようになったキッカケは?

単純に場数です。新メンバーは「メロディックやってましたっ!」ってメンバーをパンク畑に引き入れたので、ピッキングや所作まで育ちが違うんです。そいつをゴマかすんじゃなく根っからのパンクスにしたかったんです。価値観から擦り合わせていってやっと辿り着いたなと。苦難の3年やと。よう踏ん張ったなぁと。THE DISASTER POINTSはメンタリティを大事にしてて、メンバーがどう思ってるのかをすごく大切にしてるので正直解散の話も少し出ました笑笑

■3曲入りのSINGLEかリリースになります。これは今の4人になってから出来た楽曲なのでしょうか?

ここ最近作ってる楽曲がルーツミュージックっぽいのに偏っちゃってまして、「自分らが何者なんやろ?」って意味合いではストレートな一曲も必要やなと思ってM-1「TONIGHT,I’M WAITING FOR YOU」は既存の楽曲です。

■この4人でのレコーディングどうでした?

妥協せんと何回もやり直ししました。最終的にはイイモノになりましたけど、最初全然ダメでした。ピッキングをやり続けるしかないと。レコーディングなのに練習みたいな。パンクロックのピッキングってそんな簡単ちゃうなと思いました。ジャンルの癖みたいなモンなんですかね?でも3年ぶりのモノを適当に作る訳にはいかんなぁと思いますし。

■納得いくモノになったなら良かったです。

ジャンルの正解ってあるじゃないですか?様式美というか。そういうのは0.1デシとかまでこだわってやりました。小姑みたいに細々と。気持ち悪いっすよね笑笑

■次作への手応えとかってありましたか?

大人になったなと。まあ3年経ったから当たり前なんすけど。でも失ったモノもあると感じてて、バンドとしてストレートな楽曲のハードルがすごく上がってるんです。できれば次はアルバムを作りたいんですけど、そのアルバムではストレートな楽曲が必要なんですよね。そこでどれだけ踏ん張れるか。自分のソングライティングに掛かってるというか。出て来んかったらもう枯れ果てたって事なのかもしれないし(笑) 例えば子供の頃に作った曲って恥ずかしかったりするじゃないですか?でも実はそれが良かったりもして。そういう部分をどうやって取捨選択するかの時期にさしかかってるんだなと思います。

■ここに来てさらに発展途上だと?

本音を言うならもう辞めたいですよ(笑)最高のアルバム作って最高のライブしてスッキリ辞めたいんす。

■そんなTHE DISASTER POINTSがCATCH ALLにいるってのが面白いですね。

レーベルの懐が深いんですかね。もともとパンクのレーベルから出すつもりは無かったんですが。そんな中でCATCH ALLと出会ったんです。本当にいい人たちだなって思いまして、その後に実は佐竹さんにちゃんと手紙を書いたんです。そこから始まりました。

■改めてどんな1枚が完成したと感じてますか?

音源ってCDで買う必要がない時代かなと思うし、昔カッコ良かったモノが今カッコいいかはわからないじゃないですか?でも最先端がカッコいいとも思ってない。そんな中で「昭和」って良いよね?って思わせたい。これ正しいとは限らないんですけど、今の時代「あれはダメ」「これはダメ」って言われてる中で俺らみたいな奴おってもええやん?って作った一枚です。「古い事やってんなぁ」って言われるのが恥ずかしいとは1ミリも思ってないんで。古くて良いやん!これが伝えたい事です。
(2018.10 No.44掲載)

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