ポタリ


進化と変化を繰り返してたどり着いた3枚目のフルアルバムが完成! ポタリというバンドの可能性をこれでもかと広げるこの1枚。 「すごい!」とか「良い」とかそういう事を飛び越えてこれはもはや「事件」!
Vo:なつ Gt:えみ Ba:あいこDr:なすかわ


■2018年1月に「ポタリの2」をリリースしてから1年でのフルアルバムリリースとなるわけですが、ポタリにとってこの1年はどんな1年でしたか?

なつ:ポタリの2をリリースして回ったツアーのファイナル、ワンマンライブを終え、新たにもっとこんなライブしたいな、こんな曲欲しいな、など目標が見えました。足りないピースを埋めるように曲作りをして、7月末からレコーディングが始まると1日が一瞬で終わっていくような感覚でした。

■今回収録されている12曲はポタリというバンドの幅がかなり広がった12曲になったと感じます。4人の中で「新しい挑戦」みたいな気持ちはあったのですか?

なつ:新しい挑戦はしていたいといつも思っています。今回もその気持ちで挑みました。今まで”4人でライブで表現できること”を大切にポタリの音楽を追求してきましたが、今回はその制限を解放したというかんじです。この曲を表現するためにもっとできることはないか?と足し算、引き算を繰り返してかっこいい音源が完成しました。あとは何よりもメンバー全員が曲の種を持ってくるようになったので、各々が表現したい世界観を大切につくることで楽曲の振り幅がぐっと広がったなと思います。

■M-1「途切れた呼吸」はポタリの決意表明をここにきて改めて。という風に感じました。これだけ活動してきたからこそ歌える歌というか・・・。アルバムの1曲目に持ってきた理由も含めて教えてください。

なつ:新しいことを始める人の背中を押せるような曲を歌いたいなと思ってつくり始めました。ポタリというバンドは変化や進化を恐れずに活動してきました。変化のタイミングで不安はもちろんあるんですけど、その先には必ず希望があるということも実感しています。今のポタリとして届けたいメッセージがしっかりと込められたので、この曲を1曲目にしました。

■先行リード曲としてM-2「bestie」がいち早く解禁されていましたが、この曲はポタリらしさが詰まっている楽曲ですよね?ライブでも定番になりそうな予感というか。今作は今までにも増してライブでのお客さんのノリ方をかなり意識して作ってますよね?

茄子川:《ポタリの2》のツアーが終わってから、割と個人の時間が増えて、好きなバンドのライブに全国問わず積極的に足を運びました。武道館の最前列でライブを楽しんだりもしたんですよ!改めて初期衝動を掻き立てられて《お客さんと一体となるライブ》が好きだと実感しました。CDだけでも音楽は楽しめるけど、ライブをわざわざ観に行く理由は、みんなで歌うことだったり、体が勝手に踊っちゃうことだったり、一体となることを楽しんでいる。そう思ってbestieは特にライブでお客さんと一緒に盛り上がれるように、自分も好きなシンガロングできる箇所を入れてみました。

■M-3「それでも」M-5「限りなく赤」などは、ライブを意識しながらもダークさというかロックバンドとしての「カッコ良さ」を追求しているなと感じましたが?

アイコ:二曲とも、かなりロックな印象になってますよね。両方詠美が持ってきてくれた曲なのですが、「限りなく赤」はイントロからもう楽器隊がステージの中心に集まってガンガン音をぶつけてる、いい意味で乱暴さや荒さ、詩から受けるヒリヒリした感じのイメージが凄く湧いて、レコーディングもそんなイメージでやりました。実際ライブで演奏するのがとても楽しみです。それに対して「それでも」のロックさは、繊細ながらもどこか狂気的で、緊張感のある雰囲気が凄く出て…音源としては並々ならない雰囲気と完成度のある 曲に仕上がったなと思ってます。 これをライブでやっていくということが自分としては物凄いチャレンジだと感じていて、そんな追求をこの曲でしていけたらと思います。

■M-8「ランダムウォーク」やM-10「サタデーナイト」ではギターのサウンドやアレンジなどかなり練りこまれているように感じました。レコーディングでのこだわりなど教えてください。

えみ:ありがとうございます。まず、ランダムウォークに関してですが、この曲は私が作った曲に、あいこに歌詞を描いてもらいたいというところからスタートした曲なんです。あいこの作る歌詞のパワーワード感が存分に出せそうなアレンジで曲を作ろうと思ってメロディーラインを作りました。そこに見事あいこの世界観も出つつ、アルバムらしい遊び心も沢山詰め込めたアレンジになりました。 サタデーナイトに関しては、ボーカルなつが得意とするキャッチーな語感とメロディー感が充分に生かせるアレンジを、アレンジャーの江口亮さんと話し合いながら製作していきました。最終的には、メンバー全員で打楽器を入れたり、同期を入れたりして、この曲の世界観を作っていきました。今までのポタリのファンの人も初めて聞いた人でも、サウンド感でドキドキさせられるような曲になったと思います。

■M-11「LIFE」は歌詞の世界観と楽曲の雰囲気がこれでもかってくらいマッチしててちょっと泣けちゃいます。ポタリにとってどんな楽曲なのか聞きたいです。

えみ:形がないものって、尊いな。って思ってわたしが持っていって作った曲です。メンバー全員で楽曲を作っている私たちだからこの歌詞の世界観も楽曲の雰囲気も作り上げられたのかなとおもっています。ライブでどんな風になっていくのか楽しみです。

■M-12「遠い君」はピアノ”アレンジがメインで遠距離恋愛を歌ういわゆる 「どバラード」です。ポタリというロックバンドとしてここまでの「どバラード」は今までにもあったのでしょうか?またこの曲をアルバムの最後に持ってきた理由を含めて教えてください。

えみ:いつもは、ギター、ベース、ドラムの形態での楽曲が多かったので、ここまでバンドサウンドをなくしたバラードは初めての挑戦でした。今までのポタリを知ってくれてるファンの方にも、新しく知ってくれた方にも、最後にえ?!ってドキドキさせられるようなものを持ってこれたらいいなと思ってい たことが実現できたことがとても嬉しかったです。

■「ポタリの3」をリリースして3月30日までのツアーが始まります!改めて2019年はポタリにとってどんな年になりそうですか?

なつ:最近メンバー全員で口を揃えて言っているのは「1本1本大切にライブしよう」ということです。当たり前のことなんですが。(笑)とても自信作のアルバムになったからこそ、より大切に届けたいという思いが高まりました。1本1本大切に積み重ねて、力の限り駆け抜けるだけです。

■ありがとうございます。最後に「ポタリの3」4人にとってどんな1枚になりましたか?

なつ:今まで以上に音楽に向き合ってつくることができた1枚で、最高の自信作になりました。マスタリングに立ち会わせてもらったり、ゲストコーラスを迎えたり、たくさんの人の協力があって最高の1枚が完成したという実感があります。最近は、ライブで「ポタリの3」の魅力をいかにして伝えるか…と考えてばかりで、いい意味で緊張感も持たせてくれるアルバムになったな!と感じています。
(2019.02 No.46掲載)

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