Amelie


自ら2019年を飛躍の年と公言したAmelie バンドとしてのステップアップを確信させる1枚が完成! バンドマンとして、人としてのリアルを詰め込んだ「ノンフィクション」4月24日リリース!
interview to : mick [Vocal,Guitar,Piano] / 直人 [Guitar,Chorus]


■地元越谷でのサーキットイベント「鐘フェス」は今年も開催が決定しましたし。音源だけじゃなくて様々な部分でAmelieとしてのメッセージを発信しているように感じますが?

mick:鐘フェスを始めたきっかけは「地元越谷で何かやりたいよね」と、メンバー内でずっとぼんやり思っていたことを形にしたかったからでした。小さなきっかけでも、自分で一歩踏み出してみれば、もっと人生楽しくなるよってことが体現できたので、今年も開催できて嬉しいです。

■その「鐘フェス」から始まった「ビューティフルライフ」のツアーを大成功に終えてまさにAmelieにとって2018年は充実の年になりましたよね?

mick:2018年は、とっても充実した一年でした。ツアー初日が地元越谷で、しかも鐘フェスから始まって、ファイナルが恵比寿LIQUID ROOMワンマンって、夢のようでした。名古屋と大阪でも初めてワンマンライブが出来た記念すべき年でもあったし、何よりも、バンド活動を心から楽しめていたなぁと思います。本当に幸せなことだと思います。

■ツアーファイナル恵比寿LIQUID ROOMでの「手紙」の映像がアップされましたが「手紙」はあの日のAmelieにとってはどんな存在だったと言えるのでしょうか?

mick:セットリストの終盤戦、ここからラストスパート、という位置で「手紙」をやりました。1stフルアルバムのツアーから会場にいるみんなで育ててきた大切な曲で、Amelieのライブには欠かせない存在です。あの日に関しては、フィナーレに向かう火種になってくれました。「空がどこまでも続いてるなら/どうかこの手紙だけは届いて」というフレーズを会場全体で歌うところからスタートさせたのですが、全国から恵比寿に集まってくれたAmelie好きのみんなとの絆を感じて、感動しました。

■2019年は急激な飛躍を迎える1年と公言していましたがその所以はどんな部分にあるのでしょうか?

mick:自分たちのケツを叩く意味での公言でもありましたし、今年が本当に勝負の年だぞという決意表明のようなものでした。今までの流れを何か変えたくて、バンドのイメージもそうですし、私が髪をばっさり切ったのもその意志から来ています。

■そんな飛躍の2019年の1発目の音源「ノンフィクション」が完成しました。前作「ビューティフルライフ」のリリース時のインタビューでは直人さんが「1からアルバムを作った感覚があった」と答えていただいたのですが、Amelieが純粋にバンドとして進化や変化を求めた名盤になっていたのは間違いないですよね。全11曲のヴォリュームで出し切った後の今作の楽曲制作はどんな部分にモチベーションを置いてされていたのでしょうか?

直人:今までの作品でバンドとしての振り幅の広さは見せてこられた実感はあったので、今作で改めて「じゃあAmelieって結局どんなバンドなの?」というところを示すような作品にしたいと思いました。メンバー内では原点に戻ったような楽曲にここまでやってきた事も上乗せして、「自分たちはこれだ」と言い切れる作品が出来ました。これからのAmelieにとって軸になるような3曲をパッケージ出来たと思います。

■今作M-1「手と手」のイントロからやられました。ギターの音作りも「ビューティフルライフ」とは少し変わったように感じましたが?

直人:今作で改めて、Amelieのロックバンドらしい部分を前面に出したくて、この曲では特に音作りから意識して取り組みました。曲頭のギター2本だけの絡みなど、mickもしっかりギタリストとして存在しなければ成り立たない、今までになかったアプローチも出来たと思います。

■そしてサビでの韻の踏み方はまたAmelieに新しい魅力が加わったと感じたのですが、この曲に込められたメッセージを含めて歌詞のこだわりを聞かせてもらえますか?

mick:伝えたいことは、今までも歌ってきたように「誰かがいるから自分がいる」ということに変わりないです。歌詞もサウンド面も、弱い部分も前向きな部分もAmelieの色んな面を一曲に詰め込めた曲になりました。歌詞は、プリプロ前の前打ち合わせみたいなものをした時に、エンジニアの方と「もっと世界観を広げられるんじゃないか」みたいな話になって、自分の中でも解消できていなかった所ではあったので、改めて練り直して比喩を沢山散りばめました。「自分の性格=天気雨」という所から広げていったので、聴く人それぞれに解釈して頂けたら面白いかと思います。

■M-2「ノンフィクション」は楽曲の構成が従来のAmelieとは少し違うと感じました。最後の最後にさらに山があるという部分含めて「グッ」ときました。この曲をタイトルチューンにした理由を教えてください。

直人:去年までの活動を経てより多くの人に、より幅広い層にAmelieを聴いて欲しい、という想いが強くなりました。その為に、よりシンプルに楽曲を表現すること、そして「等身大」というスタンスをより明確にすることで、その可能性が広がるんじゃないかと考えました。今までのAmelieならこの感じの曲はアルバムの中の1曲だったと思うんです。この曲をタイトルチューンすることは、僕らなりの新しい挑戦です。

■別れの歌と感じながらも男女間というより、辞めていく、去っていく仲間に歌っているようにも感じました。

直人:そう思って聴いてもらえたのは嬉しいです。この曲を作る大きなキッカケが僕の中であったんですが、そこを伝えることにはあまりこだわりたく無くて。仲間であったり恋人であったり、もっと別の存在だったり、「別れ」という大きな枠組みの中で、聴く人それぞれの捉え方でこの曲が届いてくれたら嬉しいです。

■M-3「愛とか恋とか君との証」はAmelieらしさ全開のLIVE必須チューンになりましたね。サビのコーラスがとても心地よい楽曲。ちなみにAmelieの音源でのコーラスはmickさんの声で入れていたり、男性陣で入れたりすると思うのですがその基準はどんな所に置いていおるのでしょうか?

直人:mickの歌に対して、そして楽曲によってどんな声が合うか?で決めています。女性ボーカルのバンドで、ボーカルが高い声でコーラスとっちゃうとなかなか男性陣でライブでの再現は難しいと思うんですが、僕はやたら声が高いのでmickのコーラスラインもそのまま歌えるっていう。Amelieの一つの強みだと思ってます。

■さて飛躍の為の「ノンフィクションRelease Tour 2019」が始まります。4人にとってどんなツアーになればバンドとして飛躍といえるのでしょうか?

mick:ツアー本数も今までと比べたらかなり凝縮されていて、たったの9本。初日とファイナル以外は全部ツーマンで回ります!ツーマンって凄くわかりやすく、バンドとフロアの化学反応が起こりやすい日だと思っているし、来てくれる人との距離感をより近付けたいという意味で、ライブハウスの規模感も、少し小さめのハコを選びました。自分らが用意した環境の中でどれだけドラマチックな出来事が生まれるかが楽しみだし、Amelieの原点にある「感動」をどれだけ作り出せるかが飛躍に繋がると信じています。

■ありがとうございます。最後に「ノンフィクション」はAmelieにとってどんな1枚になりましたか?

mick:「これが今のAmelieです」と、自信を持って出せる作品になりました。色々な表情を見せてきた私たちが、シンプルにいい歌、という部分で勝負してみたかったのでやりたいことが出来て良かったです。今まで手を出さずに来ていた人達にも届いて欲しいし、Amelieの音楽を沢山の人に聴いてもらえるきっかけになるんじゃないかなという一枚になりました。ぜひ聴いてください!
(2019.04 No.47掲載)

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