なきごと


結成5ヶ月。平均年齢20歳の2人組が等身大に歌うあなたの日常にほんの少しの「なきごと」があってもいいじゃない。 大丈夫なんだと優しく背中を押してくれる1枚「nakigao」完成。
岡田安未(Gt&Cho) / 水上えみり(Vo&Gt) L↔R


■結成5ヶ月。二人の結成の経緯を教えてください。

水上:前身バンドのメンバー2人です。出会いはライブハウスの店長さんが紹介してくれました。

■バンド名「なきごと」はどんな意味合いで命名されたのでしょうか?

水上:昨今の世の中は、仕事、恋愛、家庭などの人間関係や、元来、嗜好であるはずのSNSですらやってても疲れてしまうような、泣き言を言えない肩身の狭い世の中だと思っています。「頑張れ」というのは簡単で無責任な言葉だと思う。「疲れた時は、なきごと言ってもいいんだよ。」と寄り添えるような意味合いを込めて付けました。

■そしてそんな「なきごと」はどんなバンドだと言えるのでしょうか?

水上:ストレス社会に揉まれ、日々の鬱憤が溜まって押しつぶされそうな時、他人からの「頑張れ。」の言葉より、ただ何も考えずに楽しい時間を過ごした方が、気が楽になったりすると思います。そんな風に、聞いてくれている人の日常に寄り添えるようなバンドでありたいと思っています。また、ライブで音を楽しんでもらうだけでなく、イヤホン越しに聞く人の生活に溶け込めるような音楽だと思います。疲れをぶら下げて歩く帰り道や、深夜の散歩のお供に。

■結成1ヶ月で600組の応募の中から準グランプリに輝いたmuffin AUDITION 2018はお二人にとって転機になったわけですが、そうそうたるバンドが所属しているレーベルからリリースする今の心境を聞かせてください。

水上:ドキドキワクワクソワソワブルブルギャーァ!という感じです笑!言葉に表せないくらい興奮しております。

■初の全国流通盤となる「nakigao」が4月17日にリリースになります。今回収録される3曲は「なきごと」にとってどんな3曲だと言えますか?

水上:“はじめてのなきごと”にぴったりな3曲だと思います。寄り添ったり、楽しんだり、突き放したり、暖かくもあり冷たくもある。“なきごと“とはどんなバンドなのかを知れる入門編のCDになっています。

■M-1「Oyasumi Tokyo」はメロウな雰囲気が印象的な楽曲です。いろんな人がなきごとの楽曲として初めて聴くかもしれない1曲目にこの楽曲を持ってきた理由を教えてください。

水上:「Oyasumi Tokyo」は、なきごとのコンセプトでもある、「疲れ切った日常にほんの少しのなきごとを。」を形にした曲です。眠らない街、東京。電車に乗ると周りには疲れ切った人が多い気がする。心が壊れてしまいそうな時、気持ちが溢れてしまった時、泣いたっていいと思う。それだけ神経をすり減らした証拠。気持ちを使い切った証拠。不謹慎かもしれないですが、泣顔ってとても綺麗だと思うんです。泣き疲れたらゆっくりおやすみ。と、寄り添えるような曲だと思うので、1曲目にして沢山の方々に聞いてもらいたいなと思いました。。

■M-2「メトロポリタン」の歌詞の世界観はとても不思議な感覚に陥りました。水上さんはどんな時に歌詞を書くのでしょうか?

水上:電車の中、帰り道、寝る前など、生活をする中で自然と言葉が出てきたときにメモしたりしながら書いています。歌詞を先に作ることが多いので思いついたときにほぼ全部書きます。あと、忘れっぽい性格なので、感情に賞味期限があって、その時にすぐ作らないとうまく消化出来ません!笑ちなみにメトロポリタンは失恋したときに出来た曲です。

■M-3「忘却炉」を聞いて感じたのは岡田さんのギターサウンドへのこだわりが3曲ともに絶妙に表現されているなぁと。レコーディングでの音作りの話を少し聞かせてもらえないですか?

岡田:実は3曲ともレコーディングで使ったギターが違うのですが、M-1「Oyasumi Tokyo」は支えてくれるようなあたたかみのある音、M-2「メトロポリタン」はクリアな明るい音、M-3「忘却炉」は野太く力強い音をイメージして作りました。使ったギターは3本全部ストラトでエフェクターは同じなのですが、ここまで音が違うんですよ。ギターって面白いですよね。笑

■今回の3曲のレコーディングで「Oyasumi Tokyo」「忘却炉」と「メトロポリタン」でリズム隊が違うわけですがそれぞれどんな特色が出ていると感じますか?

岡田:M-1「Oyasumi Tokyo 」M-3「忘却炉」はなきごとの基盤を元にがっつり固められたリズム隊、M-2「メトロポリタン」は明るく可愛らしく楽曲に華を添えるリズム隊の色が出ていると思います。「忘却炉」はなきごとの中ではロックな曲で、終わりに向かうにつれ楽器隊が盛り上がっていくのですが、Ba.ロックさん(櫻井陸来さん)の弾くベースが凄まじくて、レコーディング中に皆んな笑ってしまう程でした。

■ありがとうございます。最後に「なきごと」のLIVEの魅力を教えてください!

岡田:Vo.gt水上の耳なじみの良い人懐っこい歌声と、Gt.岡田の力強いギター、を全身で感じれる事だと思います。何はともあれ「百聞は一見にしかず」なので、是非、なきごとのライブに来て体感してください。
(2019.04 No.47掲載)

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