MUGWUMPS


90’s POP PUNK MELODIC PUNKファン必聴!! 8年ぶりに奴らが帰ってきた!衝撃の復活アルバムをKOGA RECORDSからリリース!その名も「plural」
インタビュー:コイケヒロユキ(Vo&Gt) / KOZO(Dr.)


■およそ8年の時を経てMUGWUMPSの音源がリリースになります。この音源が完成した時の気持ちを教えてください。

コイケヒロユキ:久々にみんなに聴いてもらえるのももちろん、MUGWUMPSのことを知らない人たちにもこれから音を届けられると思うと、楽しみです。
KOZO:MUGWUMPSで音源を作る、ということ自体が久しぶりで新鮮だったので、あ、本当に作れたんだ、よかった、。と安堵と嬉しさがありました。

■この8年という時間はメンバーにとってどんな時間になりましたか?

コイケヒロユキ:良いものってなんなんだろなあ〜っと考え続ける時間だったんじゃないのかなっと思います。僕は音楽がライフワークになったこと、KOZOは音楽が仕事になったことで、いろんなものへ対する視点が今までとは変化して良い作用になったのかな。
KOZO:前の作品を出したあとは、ある意味メンバーそれぞれの生活が変わる分岐点でした。自分はドラマーとしてやっていこうと決心してから8年が経ったんだと思うとゾッとしますが、続けている間中、またMUGWUMPSを動かしたい、音源も作りたい、と思い続けていましたね。

■今作のタイトル「plural」に込められた意味とは?

コイケヒロユキ:「plural」は辞書を引けば「複数の」とか「2つ以上の」と出てきます。歳を重ねたり、家族ができたり、仕事が忙しくなったりするとバンドをただ続けるだけでも大変になって、みんなやめちゃうでしょ。普通に活動するだけでも、自分とメンバーはもちろん、関わる多くの人たちの気持ちや思いやりがあって初めて出来るものなんだなと思って。奥さんや子供や同僚に、この日はライブなんだ、リハなんだ、って向こうにも無理してもらったりしてさ。レーベルは昔から可愛がってくれる古閑さんのとこで、レーベルのスタッフも前からの知り合いだし、MUGWUMPSの作品を出したいって気持ちをすごく感じていて。多くの人の意思が集まって世に残すことが出来た作品なので、このタイトルにしました。真面目か!

■そんなタイトルチューンにもなっているM-1「plural」はMUGWUMPS感満載ながらも懐かしいだけじゃない何かを感じます。歌詞の内容含めてこの曲がMUGWUMPSにとってどんな存在なのか教えてください。

コイケヒロユキ:歌詞の内容は、先ほどのEPのタイトルの意味を凝縮させたような内容です。せっかく久々に世に出るんだし、ポジティブな感じは出したくて。曲を作ってからスタジオで合わせた時、凄い自然だったんですね。家で手グセで15分くらいで作るように心がけたような曲だったので、今のMUGWUMPSに対して、今の自分が客観的に見た時の印象を形にした曲なのかなと思います。

■M-2「waiting to be found」は思わずベースを聴き入ってしまう楽曲になっていますが今回のアルバムではベースはどなたが弾いているのでしょうか?

コイケヒロユキ:最初の3曲はこれまでのMUGWUMPSを一番近くで見てきたと言っても過言ではない、HONEY SUGAR MILK CHOCOLATESの横山という信頼出来る男が弾いています。その昔は素っ裸で打ち上げ会場を走り回るような人だったんですが、今や超がつくほど立派な人です。ありがとう。
KOZO:ありがとうございます!ベースラインも基本小池が作っています。俺はドラムですが、小池の作るベースラインは面白い、といつも思っています。後半の2曲はMUGWUMPSのオリジナルメンバーであるシンムラヨシタカが弾いています。

■M-3「blank pages」はメロウな雰囲気の中の哀愁感がとても心地よい楽曲になっていますね?コイケさんのソングライティングの仕方も8年前に比べると変わりましたか?

コイケヒロユキ:MUGWUMPSとは別で数年前から活動している僕の個人の名義、Eupholks (ユウフォルクス)での曲作りのプロセスで得たものが大きく影響しました。パズルっぽく断片を組み合わせて作り上げていくような流れで。今だと昔みたいにしょっちゅうスタジオに集まって、みんなと合わせて作るみたいなのは現実的には難しくて。その方が良いものが出来る時もあるのは知ってるんですけどねえ。でも妥協じゃねえぞ!

■M-4「where you are」もMUGWUMPSらしい楽曲だなぁと感じます。LIVEでぴょんぴょん飛び跳ねているコイケさんを想像できる楽曲になっていますが、今のMUGWUMPSのLIVEの魅力ってどんな部分だと自覚していますか?

コイケヒロユキ:それぞれ経てきて得たものを、うまく活かせているところかなあ。昔みたくラフなんだけど、絶妙にうまい、みたいなラインを更新できていると感じています。体力と記憶力の衰えを感じながら。ぴょんぴょん跳ねると、死ぬほど疲れるようにはなりまして。控えめにしてます。これは妥協ですか?

■今作のギターの音作りでのこだわりがあれば教えてください。

コイケヒロユキ:敢えてあまりこだわらないようにしました。こだわりすぎると、自分の好みが出すぎちゃうでしょ。そうすると今のMUGWUMPSの音から離れていってしまうので。ハムバッカー!歪ますぞ!これかっこいいじゃん、くらいの感覚で作業を進めました。あ、コラ妥協じゃねえぞ!

■ドラムのKOZOさんは並行してWiennersの活動もされています。8年ぶりの新作としてMUGWUMPSらしさをドラムのどんな部分で表現できたと感じていますか?またWiennersでのレコーディングとは気持ちやプレイなど変化はありますでしょうか?

KOZO:MUGWUMPSで意識したことは、出来るだけ生っぽい質感のサウンドと演奏にしようとしたことですね。Wienners の場合はシンセやサンプラーもあるので、生っぽさよりもタイトな演奏をすることの方が映えるのでプレイスタイルは多少変えています。あとMUGWUMPSはスリーピースのバンドなので、それぞれの持ち場がハッキリしているんですけど、まとまり過ぎず、どこかにワクワクできるようなフレーズもいれることで、MUGWUMPSらしさを出せたかなぁ〜と思っています。気持ちの部分で言えば、Wiennersで沢山鍛えられたので、8年前より単純にレコーディングを楽しめるようになりました(笑)

■最後に改めて「plural」どんな1枚になりましたか?

コイケヒロユキ:今の時代って音楽を聴く手段だったり、場所や国だったり、出会い方だったり、10年前とは比べものにならないくらい変化していっているじゃないですか。だからMUGWUMPSの音は10年前よりも色んな人に新鮮に響くだろうなっと、自分でも思うんです。MUGWUMPSに限らず自分から出てくるものをどんどん形にして、届けていくことが重要です。そんなことをここ数年考えていて、その1つの結果としての「plural」なのだと感じています。
KOZO:メンバー各々が感じてきた8年間が、知らず知らずのうちにこの1枚に入っているように感じました。これからのMUGWUMPSを象徴する一枚になってくれるんじゃないかと思います。聞いてくれるみなさんとそういう一枚にしていけたら嬉しいです。
(2019.10 No.50掲載)

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